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2011年5月

2011年5月22日 (日)

全日本プロレス・熊本市食品情報交流館(フードパル)大会

今月4興行目の生観戦は、久々の全日本プロレスです。
全日はここしばらく、熊本では休日の興行がなかったので、初見となるメンバーもいたりして結構新鮮でした。

客入りは椅子席に三割程度の空きがありましたが、当日券の立ち見がそれなりにいるといったところでした。
ぶっちゃけ、開催場所が市内の人口の多いところから結構外れていることが、集客に響いてるんじゃないかと。
あと、チケットが公式通販だと一枚買う場合送料差額を考えたら当日券買った方が安いとか、新日の福岡大会で出てたチケット売り場に置いてなかったとか、そういうのも影響無きにしも非ずじゃないかと思ったり。

試合としては、第四試合のKENSO vs スーパー・ヘイトが微妙だった以外は、まあまあ良かったんじゃないかなあ。
露骨に手抜き臭い試合もなかったし、久々に生ふっちーのボディスラム連発も見れたし。
やっぱ『横綱』曙の地方会場での人気は絶大だね。

リンク: 全日本プロレス オフィシャルサイト - 公式ホームページ.

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2011年5月 7日 (土)

新日本プロレス 05/03 レスリングどんたく 2011 福岡・福岡国際センター

ちょっと更新遅れたけど、5/3は九州新幹線で福岡まで。
もちろん、行った目的はこれ ↓↓↓。

「レスリングどんたく 2011」
2011/05/03(火) 15:00 福岡・福岡国際センター、観衆:6,500人(超満員札止め)

<第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
本間朋晃、高橋広夢、○中西学
(4分36秒 アルゼンチンバックブリーカー)
●キラー・ラビット、邪道、外道

直前に放送されたTBS「ガチ相撲」効果もあり、中西人気が絶大。
しかし期待されたマッケンローは不発。

<第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
●KUSHIDA、タイガーマスク
(6分43秒 みちのくメフィスト→体固め)
○タイチ、TAKAみちのく

熊本大会と同じく、通常運転の4虎にタイチがマスク剥ぎ。
最後はKUSHIDAに急所蹴りからの合体式ブラック・メフィストが炸裂。

<第3試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
●キング・ファレ、井上亘、天山広吉
(7分57秒 鬼殺し→片エビ固め)
石井智宏、飯塚高史、○矢野通

いつも通りに、飯塚さんが客席一周のセレモニー。
やっと「アイアンフィンガー・フロム・ヘル」が見れたので、個人的には満足。

<第4試合 CMLL世界ミドル級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○獣神サンダー・ライガー
(10分04秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
[挑戦者]●マスカラ・ドラダ
※王者が3度目の防衛に成功

いい試合だったけど、もうちょっとドラダの空中殺法が見たかったかも。

<第5試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者組]田口隆祐、○プリンス・デヴィット
(17分41秒 ブラディサンデー→片エビ固め)
[挑戦者組]●ロッキー・ロメロ、デイビー・リチャーズ
第28代王者が4度目の防衛に成功

両者共にタッグチームとしては完成されてて、見てて安心感がある。
あえて言わせてもらえれば、もっとこっちの予想を超えてきて欲しかった。

<第6試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者組]カール・アンダーソン、○ジャイアント・バーナード
(19分49秒 バーナードドライバー→片エビ固め)
[挑戦者組]●内藤哲也、高橋裕二郎
※第57代王者組が7度目の防衛に成功

ここしばらく続いていた、“NO LIMIT”仲間割れの流れが決定的に?
個人的には、いいチームだと思うので少しもったいないと思う。

<第7試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
タマ・トンガ、○後藤洋央紀
(9分43秒 昇天・改→体固め)
●橋誠、杉浦貴

不可解かつ不自然なカードで、この日で一番乗れなかった一戦。
新日本が後藤をしつこく売り出したがる理由が、自分にはまったく理解できない。

<第8試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
○永田裕志
(14分53秒 バックドロップホールド)
●田中将斗

両者いい選手で手が合うだけに、何回やっても面白い試合になるのが良い。
三冠挑戦があるだけに、ここで永田が負けるはずがないとは思っていたけど。

<第9試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
○真壁刀義
(11分51秒 キングコングニードロップ→片エビ固め)
●小島聡

試合そのものより、小島軍(仮)分裂からの鈴木みのる乱入がハイライト。
そろそろ「ALL TOGETHER」に向けた、三団体横断シナリオが始まったのかも。

<第10試合 IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○棚橋弘至
(20分17秒 ハイフライフロー→片エビ固め)
[挑戦者]●中邑真輔
第56代王者は3度目の防衛に成功

個人的には中邑に勝って欲しかったが、今の新日ファンは大多数が棚橋を支持しているようだ。
ただ、やはり後藤が次期挑戦者ってのは不可解だし、ファンも求めてないと思うのだが。
カード実現のためにはアメリカでの防衛が不可欠だし、それは同時にアメリカ遠征への興をそぐのだが。

《総評》

今の新日は安定して面白い、しかし予想を上回ってくれないもどかしさもある。
このままだとやがて停滞を招いて、現在NOAHが苦しんでいる状況の二の舞を招くことが懸念される。
停滞打開の切り札が鈴木みのるだというのも、それこそ全日やNOAHがやってきたことだし。
せっかくいい流れが来てるんだし、ここはもっと中西学を生かすべきだと思うんだが。

リンク: 05/03(火) 15:00 福岡・福岡国際センター|レスリングどんたく 2011|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレス.

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2011年5月 1日 (日)

新日本プロレス・熊本市流通情報会館大会 NEW JAPAN BRAVE 2011

昨年に引き続き、レスリングどんたく最後の前哨戦となる、新日本プロレス熊本流通情報会館大会を観戦してきました。
近年の熊本では、ここまで入った興行はちょっとないんじゃってくらい、客がよく入ってました。(主催者発表:1500人・超満員札止め)
昨年の興南会館は天井が低く、選手たちの得意な飛び技がほぼ封じられていたのに対し、今年は天井も高く、存分に空中戦を楽しめたのは良かったかな。
それでは各試合のインプレッションをちょこちょこと。

■第一試合:20分一本勝負 ○キング・ファレ(06:13 逆エビ固め)三上恭佑×

若手同士の一戦は、体格に勝るファレが余裕の勝利。
三上はもう少しファレを慌てさせるとか、もっと粘ってくれると良かったんだけど。

■第二試合:20分一本勝負 ○KUSHIDA&中西学(11:53 ミッドナイトエクスプレス→片)邪道&外道×

ジュニア三人の中に中西が入ってて、この結果は妥当か。
中西の会場人気は相変わらず高い。
いつも通りの無双振りを発揮して、邪外を寄せ付けず。
しかし実際にピンを取ったのはKUSHIDAで、スーパージュニアへ向けてのいい景気付けになったかも。

■第三試合:20分一本勝負 獣神サンダー・ライガー&×田口隆祐&プリンス・デヴィット (09:42 コンテクトキラー→片) マスカラ・ドラダ&ロッキー・ロメロ&デイビー・リチャーズ○

IWGPジュニアタッグとCMLLミドル級のダブル前哨戦。
ライガーの会場人気の高さに、外国人トリオ……特にテクニコのドラダがやりにくそう。
それぞれに好連携を見せながら、最後は田口を捕まえたロメロ・リチャーズ組が合体殺法でフィニッシュ。
王者組の防衛に黄信号が点灯か?

■第四試合:30分一本勝負 ×タマ・トンガ&カール・アンダーソン&ジャイアント・バーナード (14:31 スターダストプレス→片) 内藤哲也○&高橋裕二郎&飯塚高史

バッド・インテンションズとNO LIMITのIWGPタッグ戦を控えた前哨戦。
しかし唯一のジュニアであるタマが捕まり、あえなく内藤の空中弾に轟沈。
ただ、今日のスターダストはちょっと切れが悪かったような気がする。
高難易度の技なだけに、不完全な形で出すと怪我とかがちょっと心配になるんだけど。

■第五試合:30分一本勝負 タイガーマスク&×本間朋晃&真壁刀義 (12:03 ラリアット→片) タイチ&TAKAみちのく&小島聡○

これも真壁と小島の前哨戦ながら、いつも通りの安定した試合内容でマホンのやられ芸が冴える結果に。
タイチは椅子を持ち出したものの、小島に取り上げられるなど相変わらずのタイチぶり。
4虎は通常運転で、タイチにマスクはがされかけた以外にはほぼ空気。

■第六試合:30分一本勝負 井上亘&永田裕志&×天山広吉&棚橋弘至 (17:12 ボマイェ→片) 石井智宏&田中将斗&矢野通&中邑真輔○

永田vs田中、棚橋vs中邑のダブル前哨戦はケイオス側の勝利。
永田や棚橋も調子は悪くないのだが、それ以上に中邑真輔の好調ぶりが光った。
一つ一つの技の正確性や説得力が、どんどん増してきているのが良い。
会場人気も棚と真輔がほぼ互角だったので、会場全体が白熱したいいメインだったと思う。

総括して、六試合で約2時間ちょいってのは、少し物足りない感もあり。
でも十分面白かったし、不足分は明後日の福岡大会でたっぷり堪能させてもらいますわ。

リンク: 05/01(日) 17:00 熊本・熊本市流通情報会館|NEW JAPAN BRAVE 2011|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレス.

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