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2010年4月11日 (日)

チャンピオンカーニバル決勝

今年の第30回チャンピオンカーニバルの決勝は、終わってみればすごく満足度の高い大会だった。
武藤不在で三週間前の両国大会がフルハウスにならなかった事もあり、観客動員でかなり苦戦していたのは、後楽園大会のニアライブからも見て取れた。
それでも決勝のJCBホールに来た客は、きっと満足して帰ったに違いない。
リーグ戦を終えて決勝トーナメントに進出したのは、前年覇者の鈴木みのる、優勝経験者の諏訪魔、そして初出場の船木誠勝と河野真幸であった。
言うまでもないことだが、アラフォー世代の二人とキャリア10年未満の若手の対決という図式である。
それと同時に、みのるはパンクラスMISSION所属、船木は元パンクラス、河野も昨年までパンクラスに修行に行っていたというパンクラス経験者が3名もいる異常事態。
実際に船木と河野の一戦は、打撃を交えながらも船木の足関節と河野の腕関節狙いの交錯となり、結局は船木のクロス・ヒール・ホールドで河野がギブアップ負けした。
一方のみのると諏訪間の一戦もまた、双方打撃と関節技を出す展開ではあったのだが、まったく違う味を見せて最後はみのるがゴッチ式パイルドライバーでピンフォール勝ちをおさめた。

ここから休憩などをはさんで、セミファイナルが世界ジュニアのタイトルマッチ。
昨年のチャンカー準優勝者のカズ・ハヤシが、メキシコ修行から凱旋したBUSHI(旧T28)を迎え撃った。
これがまた、とんでもないハードな一戦であった。
休憩明けから入っていた2試合のタッグマッチがそれぞれ(全日としては)平凡な試合内容で、少しだれた空気だっただけに見事なスパイスとなった。
スペル・クレイジーに弟子入りし、ジャベの習得をはじめとして入念なカズ対策を練ってきていたBUSHIに対し、カズはそれを上回るパフォーマンスで迎え撃ち、何度もニアフォールを奪われながらも、最後は完璧に打ち破った。
正直、『これがメインイベントでいいんじゃないか』という気にさえなるほど、素晴しい試合であった。
この空気で決勝に臨むのは、みのるも船木もきついんじゃないかとは思ったが、そこは次期シリーズのジュニアタッグリーグ戦に向けての動きで、空気調整がうまく行われた。
KAIと大和ヒロシがチームを解散して、KAIがカズと、大和が近藤と組むなど、チームのシャッフルが行われた。
一部にはドラゲ的なシャッフルだとの声も聞こえるが、空気の入れ替えは必要だと思う。
おそらくBUSHIはこのままクレイジーと、NOSAWA論外は東京愚連隊の誰かと組むことになるだろう。
ブードゥーは稔とヘイトが組む模様であるし、他にも参加チームがあるかも知れない。

決勝戦にはもう語るべき言葉がない。
そもそも、両国の金網戦からわずか三週間でのリマッチになるなんて、完全に予想外であった。
そしてみのると船木はバチバチにシバキあい、関節を取り合った挙句、逆落としからの裸締めに船木が自らタップする結末に繋がった。
今まで一度も船木に勝てなかったみのるは感激の涙を流し、船木と握手して健闘を称えあうノーサイド。
そしてGURENTAIのメンバーをリングに集めると、無期限の活動停止を発表した。
そういえば、みのるはGURENTAIのテーマで入場してきており、これがGURENTAIのラストマッチであることを暗に示していたのだ。
こうして、船木とみのるの長い闘争のストーリーがここに完結した。
同時に、鈴木みのるは過去に馬場とハンセンしか達成していない、チャンカー二連覇の記録を残した。
武藤のいない全日本のエースは、鈴木みのるなのである。
三冠挑戦を宣言したみのるは、公式戦で唯一土をつけられた浜亮太へのリベンジを狙う。
ポスト武藤を睨みはじめた全日本プロレスの歩みは、止まらない。

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