だらだら雑感
取りとめもなく、ここしばらくで見聞きした範囲で雑感を。
●新日本:G1クライマックス
全体として、今一つ盛り上がりに欠けていたような気がする。
後楽園を除く大会場では、客入りもちょっと寂しい状態だったように見えたが、近年の新日ではこんなもんか。
もっとも最終日の両国はPPVのため、ちゃんとは見ていないのだが。
前々から言われてはいたが、結果的に次期挑戦者決定リーグ戦であったということが興味をそいでしまったか。
加えて現IWGP王者の武藤や、歴代最多優勝者の蝶野が参戦していない、というのも遠因の一つだろう。
外敵四名は、それぞれに自分の役目を見事に果たした。
中でも当初の期待値が低かったと思われる、大谷の奮闘は光っていたと思う。
結果としては優勝者が中邑や真壁ではなく、後藤というのは十分にサプライズであった。
優勝戦進出の決定方法には、やや疑問と不満が残るところはあったが。
さあ、真の決勝戦は所も同じく、全日本の8.31両国国技館大会だ。
●DDT:東西・路上王対決
今年のビアガーデンプロレスでのMVPといえば、文句なしにケニー・オメガであろう。
自ら「北米の路上王」と名乗って高木社長にYouTube映像を送りつけ、飯伏に挑戦状を叩きつけてきた大バカレスラー(褒め言葉)である。
飯伏との変則シングル三本勝負も、高木社長とのエクストリーム選手権も、本当に素晴らしい試合であった。
もっと見たいし、おそらくは今後も継続参戦が期待できるだろう。
●アキバプロレス:プレ旗揚げ戦
ネットでの評価とニュース映像程度しか見ていないのだが、評判はすこぶる良好のようだ。
エンタメ系プロレスとヒーローショーの手法というのは、元来親和性が高いものと思われる。
アキバ系の敵として、歌舞伎町のイケメンホストRion(=DDTで活躍中の美月凜音)を用意したのも見事。
多少運営にグダグダ感はあったようだが、インディーでは良くあることと言えばそれまでか。
今回はベータ版ということなので、その辺も次回までには改善されることだろう。
次は冬コミ合わせで年末ということだが、スケジュールが合えば是非とも見に行きたいものだ。
●喧嘩WAVE:華名VS木村響子
年初のLADY'sリングに掲載された木村響子インタビュー(インタビュアーはロッシー小川)に端を発する、因縁抗争の一戦。
専業レスラーキムキョンのプライドと、兼業でも専業に負けないだけの練習内容と試合数をこなしてきたと自負する華名、その溝は決して埋まることはないのだろう。
特に華名はこの一戦のために、バトラーツ道場に通ってバチバチスタイルの習得に時間を費やしてきていた。
丸め込みでの3カウントなどではなく、KOまたはタップアウトで完全勝利することしか考えていなかったのだ。
結果は当初の予想通りに流血戦となった挙句、顔面をグーで殴り合って両者反則のノーコンテスト。
両者とも頭を冷やすためにも、またしばらく時間を置いてからの再戦を希望する。
次は是非ともバチバチルールか、ハードコアルールでお願いしたい。
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