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2008年5月19日 (月)

若者が辞めていく

ここ最近、どうも若手の退団・引退が目立つような気がする。
健介オフィスの山口竜志選手については、膝の古傷の悪化で全治2年だと言うから、まあしかたないとは思う。
だがリキプロの宇和野選手やZERO1-MAXの高橋選手と高西選手は、これと言った負傷があるわけでもない。
もっとも宇和野選手や高橋選手は、キャリアがそこそこあるが結果が出ていないのも事実で、キャラレスラーやジョバーになることを良しとしなかったのかも知れないが。
単に強いばかりがプロレスラーでは無いとは思うが、本人の志向と現実のギャップに疲れた、というところもあるのだろう。

とにかくも新人が定着しない、なかなか育たないというのは、少なくともその団体にとって危機的状況である。
メジャー・準メジャー以外については、金銭的な問題も多々あるとは思うが、選手を嫌にさせてしまう環境というのが、あるように思えてならない。
入団当初はプロレスが出来るだけで嬉しいというところもあるのだろうが、そのモチベーションが持続しないというのは問題だ。
若者に夢が持てるような環境づくりは、団体フロントや上の選手の責務であろうと思うのだが。

ちょっと前の女子も似たような状況だったが、ここ2~3年で劇的に状況が変化してきている。
市場パイとしてはまだ復活と言うには程遠い状況なのだが、それでも若い選手が多くなったことで、活気が戻りつつあるのは確かなのだ。
そういう熱を、男子にも取り入れて欲しいと思うのだがどうか。

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