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2008年5月16日 (金)

DDT5.6後楽園大会レポ【長文注意】

すっかり時期もはずした感があるし、サムライでも初回放送はあったんですけど、一応書いちゃったので。
記憶違いも多々あるとは思いますが、ご勘弁ください。

開場時間の午前11時を少し過ぎたあたりに、現地へ到着。
まずは妹に土産として頼まれた、マルベル堂とのコラボ企画である選手プロマイドを物色。
HARASHIMA&飯伏、KUDO&ヤス、MIKAMI&鳥羽、ディーノ&美月、アントン単独の5枚を購入。
試合パンフとチキンを購入して、大社長様直通版でチケット購入した、東側の特別リングサイド席へ。
出遅れた分ベンチの最後列にはなったが、ほぼ真ん中で非常に見やすいポジションである。
会場を見渡すと、関係者席にはライターの小佐野氏、キャスターの三田氏などが取材に来ている。
それだけ注目度の高い興行だと言うことだろう。

試合開始時刻は正午になっているが、本日はスペシャル・ダークマッチがある。
11時45分ごろ場内が暗転し、新藤リングアナから「お暇がある方だけ見てください」との注釈。
そして試合開始時刻の12時には、強制終了となるとのルール説明である。

◆誰が一番ゆるいのか!?闘って決めたらええんや!スペシャルダークマッチ
  ゴージャス松野&“ハリウッド”ストーカー市川 vs 虎龍鬼&DJニラ

青コーナーから虎龍鬼選手、続いてDJニラ選手の順で入場。
それぞれ、一部から声援と熱心な拍手が起こる。
赤コーナーからは“ハリウッド”ストーカー市川選手が入場、腹には「リアルファイト」の文字を入れていたようだ。
そして、ある意味今日の主役となるゴージャス松野選手が入場、大声援とともに紙テープが舞った。
ゴングが11時50分頃となったため、試合は自動的に約10分一本勝負となる。
まずは虎龍鬼とスト市の先発で始まるが、虎龍鬼の軽快なステップにスト市はなかなか攻めるきっかけを掴めない。
両者ロクに絡まないまま無駄に時間を過ごし、スト市から松野へスイッチ。
松野が手四つを要求するも、虎龍鬼は片腕を背中に回してこれを拒否。
しかし松野がこれを強引に掴んだため、よく分からない形でのロックになってしまった。
虎龍鬼は「返し方が分からない!」と嘆くが、松野もここからの展開を考えていたわけでもないので、両者仕方なく離れることに。
ここから松野が一気の攻め、虎龍鬼は4の字固めを裏返して防戦するが、スト市が横から元に戻してしまう。
技が解けると松野は虎龍鬼をロープにセットしてゴージャス・ブーメラン、ゴージャス・スーパースターエルボーのムーブから、ボディプレスに切り替えるフェイントも見せるが、これはかわされて自爆。
虎龍鬼は松野をコーナーに詰めると、ハリケーンミキサー。
カットに来たスト市もまとめてコーナーに押し込んで、ハリケーンミキサーをぶつけてニラとスイッチ。
ニラは雪崩式リングインからそのまま体固めに入ったので、観客からは「えーっ」の声。
「とにかくフォールすりゃいいんだよ!」と毒づいている間にカバーは外され、松野の反撃を受ける。
松野はニラを場外に出してリングを一周し、鉄柱攻撃してリングへ戻る。
スト市がタッチしてダイブするが、ニラはこれをかわしてDJタイム。
たっぷりアピール時間を置いてDJタイム2を狙うが、これはスト市がカンチョーでカウンター。
悶絶するニラに、スト市は「もういないけどナミコ───!!」と絶叫しながら735を放ち、場内の失笑を買う。
松野を呼び込んでカバーさせるがこれはカウント2、今度はスト市がカバーしてその上から松野が踏み付け式体固めに入るが、これも2で返す。
松野必殺のゴージャス・スーパースターエルボーを狙うが、これはニラが回避。
これを勝機とアームバーに入るが、松野が必死に耐えている間にタイムアップとなりドローに。
新藤リングアナがゴングを乱打して「さっさと帰ってください」と叫ぶが、4選手は無視して乱闘を続ける。
「俺たちの戦いが10分なんかで終われるかよ。延長だ、延長!」とスト市が延長4wayをマイクでアピールすると、Fireのテーマが鳴り響く。
大社長様が登場し、スタナーで虎龍鬼・ニラ・スト市を次々とKOしてリングから排除。
松野の手を上げて無理やり試合を終わらせた。

◆第1試合:DDTレジェンド軍魂伝承! これがドラマチックだ! 6人タッグマッチ
  越中偽郎(一宮章一)、ポイズン澤田JULIE、タノムサク鳥羽 vs 安部行洋、佐々木大輔、美月凛音

本日の偽造が越中詩郎ということで、越中の入場曲とともにDDTレジェンド軍が入場。
ポイズンと美月の先発で試合が開始され、オーソドックスなレスリングの展開が続く。
若手軍はスピードと勢いで対抗するが、大型・曲者ぞろいのレジェンド軍には通用せず。
鳥羽の佐々木に対するカウンターパンチをきっかけに、レジェンド軍が一気に攻勢に転じた。
安部への越中のヒップアタック連発からダイビングヒップ、侍パワーボムと畳み掛けるもいずれもカウントは2。
三人がかりのスーパーパワーボム、ポイズンのモアイオブイースターをも2で返して延髄で反撃。
しかしこれをかわされ、必殺のキャトルミューティレーションが極まってタップアウト。

  ○ポイズン(8分30秒 キャトルミューティレーション)安部×

◆第2試合:ドラマチックドリームチームという名のタッグリーグ戦という名のタッグ王座次期挑戦者決定タッグトーナメント決勝(非公式)
  中澤原マイケル&松永智充 VS GENTARO&星誕期

ディーノの提唱により、やっちゃった者勝ちを狙って組まれた次期挑戦者決定トーナメントだが、当然のように団体非公認である。
ヌルブラが先制攻撃を掛けるも、場外戦をきっかけに形勢はすぐに逆転。
両チームとも早いタッチで目まぐるしく攻守が入れ替わる展開、それぞれに得意技を出すがことごとくカウント2。
松永は形勢逆転を狙ってローションをリング内に投げ入れるが、マイケルに届く前にGENTAROによって捨てられる。
星誕期がマイケルを羽交い絞めにして、GENTARO必殺のスイート・チン・ミュージックを狙うが、これはかわされて誤爆。
ヌルブラは合体技でGENTAROを排除すると、合体ネックブリーカーで星誕期を撃破した。

  ○マイケル(9分8秒 合体ネックブリーカー)星誕期×

ヌルブラはコーナーに駆け上がって、ベルト挑戦を高らかにアピールした。

ここで高木三四郎大社長がリングに上がった。かねてより予告されていた「前代未聞の人事発表」をするのであろう。
「皆さんこんばんは」
ちょっと待て、今は昼の12時半だ。
当然の様に場内からは「えーっ」の声と、失笑が上がる。
「えー、こんにちは!」
頭を振りながら挨拶しなおす大社長様に、場内生暖かい笑い。
「DDTも旗揚げ10年を過ぎ11年目を迎えました。組織もかなり大きくなっており、社長業と選手で自分のキャパはもういっぱいいっぱいです」
いっぱいいっぱいなのは、今のあなたのマイクです。
「DDT本体の他、マッスルとか、ユニオンとか、Cruiser's-Gameとか、新北京プロレスとか、本屋プロレスとか、本屋プロレスとか、本屋プロレスとか……」
本屋プロレスにこだわりすぎですから。
「そこでDDTとしては久しぶりに、コミッショナー制度を導入しようと思います。リング上の最高の権限を持つコミッショナーはこの方です。松野さん!」
花道からはテーマ曲にのって、スーツ姿の松野さんが登場。
「松野さんは最年長者でもあり、プロレスそしてDDTを心から愛してくれている人です。そしてもう一つ付け加えるならば、最もプロレスの神様に近い存在でもあります」
これには場内大爆笑。
「私がコミッショナーに就任したからには、このDDTをもっともっと面白くします。激しい試合、熱戦、そして全て真剣でやります。たとえダークマッチでも、ダークマッチでも、ダークマッチでも、メインイベントと同じ気持ちで、実際今日もそうでしたが、やっていきます」
松野さんの宣言にどう反応していいのか、場内はちょっと微妙な雰囲気。
ここで大社長様は会社の実印を取り出し、信頼の証として松野さんに預けた。
「これがあればお金とか借りられちゃいますから、絶対に悪用しないでくださいね!」
……言わなきゃいいのに(バ苦笑)。
これはまさに前代未聞、想像の斜め上の異次元人事ですな。

◆第3試合:世界最強Ko-D次々期挑戦者決定タッグリーグ戦決勝(非公式)
  KUDO&ヤス・ウラノ VS 男色ディーノ&マサ高梨

これまたディーノが勝手に決めた次々期挑戦者決定リーグ戦だが、参加はこの2チームのみ。
つまり勝てば次の次のタッグタイトル挑戦者になる予定、なのだがやっぱり団体非公認である。
珍しくシリアスなムードで入場したディーノが、なにやら怪しげな瓶を持ち込んできた。
「私たちのここまでの長い抗争もついに今日が決勝戦ね。今日は最強のタッグチームを決める戦いだから普通の試合をしてもムダ。この古来中国に伝わる、巨象も5分で腹を下すという強力な下剤を飲んで試合しましょう。5分以内で決着を付けて、勝った方がこの解毒剤を手にすることができるということで」
そしてディーノと高梨は下剤を一気に飲み下すが、KUDOとヤスは完全にこれをスルー、反乱軍の完全な自爆である。
タイムリミットまでに試合を決めるべく、ディーノと高梨は速攻に出る。
事あるごとにカバーを試みるが、ロクにダメージを与えていないので決まるはずもなく。
リングアナは1分経過ごとにアナウンスを入れ、「爆発まで残り○分!」と煽り立てる。
3分経過したところで、ディーノが先にトイレに走ったため、高梨はローンバトルを強いられる。
ここでヤスはスリーパーを掛けるなど、試合時間の引き延ばしにかかる。
続いてストマック・クローで腹部狙いを始めると、KUDOも打撃を腹部に集中してこれに続く。
アトミックドロップ、ボディシザースと腹から尻を狙った攻撃の連発に、高梨は悶絶。
ここでトイレットペーパーを握ったまま、ディーノがリングに帰還。
トイレットペーパーを握ったままのパンチで相手を排除すると、高梨にペーパーを渡してトイレに送り出す。
憂いの無くなったディーノは、獅子奮迅で二人を相手に猛攻を繰り出した。
相手のボディー攻撃にも「効かぬ!」と胸を張って見せたが、さすがに二対一が続くとダメージに耐えられず、遂には「調子に乗りすぎてました」と嘆く始末。
ヤスとKUDOの猛攻にピンチを迎えると、ここで高梨が帰還。
しかしトランクスはずれてるし、尻にはペーパーが挟まったままだ。
高梨はヒップアタックを次々と決めた。
露骨に嫌そうな相手を見て、ディーノは「アンタまさか、間に合わなかったの?」と言うと、高梨は「言うな────!!」と叫んで泣き崩れた。
開き直った高梨はヤスにキス・マイ・アスからナイトメアを敢行、KUDOの不用意なカットで座り込むと、バーミヤン・スタンプ状態に。
止めとばかりに、コーナーに上った高梨の尻にKUDOを叩きつけようとディーノが迫る。
だがこの「必殺の黄金連携」はかわされて、逆にディーノが被爆することに。
ヤスのスクールボーイとKUDOのジャックナイフ合体で、ディーノがフォール負けを喫した。
同時にディーノの保持するヘビーメタルのベルトは、KUDOが獲得することとなった。
だが、それに気がつかないのか興味が無いのか、ヤスとKUDOはさっさと控え室に。

  ○KUDO(10分56秒 ジャックナイフ固め)ディーノ×

◆第4試合:遺恨清算! 完全決着! シングルマッチ
  アントーニオ本多 VS Koo

お花見プロレスでリングアウト決着となったことを、両者が納得せずに組まれた再戦。
アントンも最初からシリアスモードで、オールドスクールなレスリングで勝負をかける。
それも徹底した腕殺し狙いで、鉄柱にラリアットを自爆させると、じわじわとKooを攻め込んでいく。
猪木ばりのアームブリーカー、飛びつき逆十時、そして腕へのダスティンと、Kooの腕には徐々にダメージが蓄積していく。
カシン式のロープ越し逆十字はミスター松井のブラックボックスでカットされるも、その後ヤスとKUDOがセコンドに入って、これ以上の松井の介入を阻止。
そして遂にはハワイアン・スプラッシュ・マウンテンをかわしたアントンが、永田さんばりの渾身のアームバーで締め上げた。
Kooはタップアウトを拒否するが、ついに浅野グレース恵レフェリーが試合を止めた。
アントンはこの試合で、学生プロレス出身の舞台役者だというだけでなく、本当のプロレスラーでもあることを証明したと言えるだろう。

  ○アントン(11分22秒 腕固めによるレフェリーストップ)Koo×

試合後、スクリーンではバックステージで挑戦状をしたためるヌルブラの姿が。
マイケルが「この後15分間の休憩を挟みまして、セミの試合後に挑戦します!」と宣言。
新藤リングアナがやる気なさげに「だそうです」と告げて、休憩時間突入です。

休憩時間は、大社長自らがグッズ販売コーナーでサイン入自伝の販売。
「熊本から自伝を買いに来ました!」と言って直接自伝を購入し、握手してきました。

休憩あけのスキットでは、「サブレフェリーが誰であろうとぶっ潰して、リングから叩き出してやるまでだ。そして高速カウントで、必ずベルトはメタル・ヴァンパイヤがいただく」と不気味に笑うミスター松井。

◆セミファイナル:獣神降臨タッグマッチ
  獣神サンダー・ライガー&MIKAMI VS 飯伏幸太&柿本大地

今回のスペシャルゲスト、ライガーの登場に否が応でも盛り上がる会場。
いきなり飯伏とライガーの先発で、パワーとスピードに溢れる攻防が展開される。
MIKAMIと柿本に代わってからは、パワーとスピードの関係が逆転。
両チームは早いタッチワークで回し、目まぐるしく攻守が入れ替わっていく。
ライガーが柿本にブレーンバスターを狙うが、これを投げ返すと代わった飯伏が超高高度ミサイルキック。
続けて掌底・ローキック・ソバットと打撃の連打でライガーを追い込み、ジャンピング・レッグ・ラリアットでダウンを奪うとカバーはカウント2。
ライガーは掌底を返すが、飯伏はこれをマトリクスでかわしてヘッドスプリングからハイキック、ジャーマンとたたみかけて、これもカウント2。
コーナーを巡る攻防は飯伏のフランケンでライガーが場外へ、そこで飯伏は三角飛びケブラーダ。
代わってMIKAMIと柿本がリングインすると、MIKAMIの猛攻をしのいだ柿本がラリアットで形勢をひっくり返す。
リングに戻った飯伏との連携でMIKAMIを追い込むと、柿本はぶっこぬきジャーマン。
更に追い討ちを掛けるが、ここで復活したライガーがカット。
ライガーはものすごいラッシュで柿本を追い込み、MIKAMIを凶器代わりにパワーボムで柿本に叩きつける。
MIKAMIがラダーを持ち込んでフィニッシュを狙うが、飯伏のオーバーヘッドキックで撃墜。
代わってライガーと柿本がラダーに上がるが、ライガーが競り勝って垂直落下ブレーンバスターを決める。
MIKAMIがラダーに上がるが、ライガーが柿本をセットした位置があまりに遠いので、二度三度と位置を変える羽目に。
ようやく放ったヴォルカニック・ボムは、時間を掛けすぎたために飯伏がカット。
MIKAMIが柿本を抑えてライガーが掌底を狙うが、これはかわされて誤爆。
飯伏がライガーをカットする間に、柿本は逆さ押さえ込み、スクールボーイと畳み掛けて3カウント。

  ○柿本(14分56秒 スクールボーイ)MIKAMI×

タッグ王者MIKAMIから直接ピンを取ったことで、柿本がベルト挑戦をアピール。
松野コミッショナーがこれを認可。
リング下では、挑戦状を持ったままヌルブラが呆然。
柿本が「決定だ!飯伏、やるぞ!」と意気込むが、飯伏は「あー、いいですよ」といつもの調子。
これがツボに入ったのか、ライガーが腹を抱えて大爆笑。
MIKAMIがライガーに「6.1、DDTの後にCruiser's-Gameってジュニアの大会やるんですけど、出てくれませんか?」と投げかける。
ライガーは「俺はいつでもかまわないぜ。ただし、カードはお前とのシングルだぞ。……あ、6.1はシリーズ中だ、ごめんごめん。でも必ずいつか近いうちに、このDDTのリングでお前とシングルやろう」と言って握手。

そして誰のいなくなったリングにヌルブラが上がるが、「まあ、すべっちゃったけどこういう時はドンマイk」ここで明かりが消され場内失笑。

スキットでは、高木と矢郷が「メタル・ヴァンパイヤを倒すには、俺たちにはプレミアムな大連立が必要なんじゃないのか。だからそれまでは、お前に協力する」 とHARASHIMAに約束。

◆メインイベント:Ko-D無差別級選手権試合、サバイバル5ウェイマッチ。
  HARASHIMA VS 高木三四郎 VS 矢郷良明 VS ディック東郷 VS 諸橋晴也

王者HARASHIMAからのベルト返還は、面倒だとメインレフェリーのミスター松井が拒否したので、サブレフェリーのグレースがベルトを預かった。
それが終わると、早々に松井はグレースをリングから排除にかかる。
そこを高木が急襲、いきなりのスタナー一発で松井はリング外に転落。
ここでグレースがゴングを要請し、波乱のタイトル戦が開始された。
リング上では3対2だが、リング外にはセコンドのKooがいるために、実質的には3対3である。
しかもリング外はメタル・ヴァンパイアの領域であり、場外乱戦の中でHARASHIMAはコーナー下に手錠で固定され、戦線離脱を余儀なくされた。
ここからはKooも積極的にリング内に介入し始めるが、アントンがこれをカットしたことで戦況は一進一退が続く。
やがて矢郷先生が東郷を殺人コブラツイストに捕らえるが、これをチェックしていたグレースを、復活した松井が背後からブラックボックスで殴打。
さらには矢郷先生にも一撃を加えると、このチャンスを逃さずに諸橋がスクールボーイ。
松井の高速カウントで、まず一人脱落。

  ○諸橋(8分31秒 スクールボーイ)矢郷×
   ※矢郷良明退場。

返す刀で松井は大社長にもブラックボックスを叩き付けると、続いて諸橋が回転エビで丸め込む。
1秒あるかないかの高速カウントで、二人目の犠牲者が退場となった。

  ○諸橋(8分53秒 回転エビ固め)高木×
   ※高木三四郎退場。

更に松井は起き上がってきたグレースに、なんとリバース・パイルドライバー。
MVは邪魔者をすべて排除し終わると、勝ち誇ったように高木と矢郷を絞首刑にし、残るHARASHIMAにイス攻撃。

ここで業を煮やしたかのように、本部席の松野コミッショナーが立ち上がると、無言で花道をさがっていく。
これを見て、「敵前逃亡かよ」と松井が揶揄した。
MVはHARASHIMAを手錠から開放してリングにあげ、いざ止めにかかろうと二人がかりで攻撃を開始。
しかしこれまでフラストレーションを溜めていた王者は、松井の高速カウントを全て2で跳ね返し、MVに逆襲する。
諸橋をファルコンアローで捕らえるが、これは逆に松井は超低速カウントの上に3を入れる意思が最初から無い。
再び東郷の猛攻で幾度もカバーされるが、HARASHIMAは意地でカバーを跳ね返し続けた。
諸橋の攻撃から東郷がトップロープをうかがうが、これはアントンがロープを揺らしたために転落。
業を煮やした松井は、自らHARASIMAをブラックボックスで殴打するが、ここで場内に歓声が上がった。
花道から、全日本プロレスの和田京平レフェリーが現れたのだ。
松野コミッショナーの初仕事は、負傷退場した浅野グレース恵に代わるサブレフェリーとして、この日本一のレフェリーを呼ぶことだったのである。

リングに上がった京平に松井が文句をつけるが、京平は松井を一喝するとなんとヘッドバット。
かつて名うての喧嘩屋であったという伝説を持つ、和田京平の本領発揮である。
怒った松井は京平を羽交い絞めにし、諸橋にブラックボックスで殴らせようとするが、これを京平が回避して松井に誤爆。
この隙を逃さず、HARASHIMAが呆然とする諸橋にリバースフランケンシュタイナー、そして必殺の蒼魔刀を叩き込んでフォール。
和田京平が正確に3カウントを叩いて、諸橋が脱落。

  ○HARASHIMA(14分54分 蒼魔刀)諸橋×
   ※諸橋晴也退場。

ここからは東郷とHARASHIMAのタイマン勝負。
お互いにハードヒットを繰り返すが、いずれもカウントは2まで。
HARASHIMAは山折りからの蒼魔刀でフォールを狙うが、これもカウント2で返される。
東郷は2発目の蒼魔刀を回避すると丸め込みを狙うが、これをカウント2で返されると、すかさずクリップラー・クロスフェースに。
HARASHIMAは辛うじてロープに逃れるが、東郷はここから雪崩式ペディグリー、ラリアットで、それぞれカウント2。
そして再度のペディグリーからのダイビングセントーン、これには和田京平も躊躇無く、正確にマットを三つ叩いた。
粘る王者を遂にマットに沈めた東郷は、誇らしげに勝ち名乗りを受けた。

  ○東郷(22分38秒 ダイビングセントーン)HARASHIMA×
   ※第25代王者HARASHIMAが3度目の防衛に失敗、ディック東郷が第26代王者に

松井は京平に「二度と来るな」と毒づくが、京平は涼しい顔で「コミッショナーが呼んだら、何度でも来てやるよ」と睨み返した。
松野コミッショナーは、7月6日の次回後楽園大会で「Ko-D、KING of DDT」という全試合タイトルマッチの興行を発表した。
そこで東郷の初防衛戦を行うこと、そしてコミッショナーが責任を持って、遜色のない対戦相手を用意することを宣言した。
「このDDTに東郷と遜色のない選手なんかいないよ」と松井が吐き捨てるが、コミッショナーは「いるよ!」と断言。
松井は「東郷が王者となったからには、永久チャンピオンだ。DDTの風景が変わるぞ」と宣言した。

全試合終了後、私の座っていた東側の席に大社長と新コミッショナーが来て、みんなで集会。
これからのDDTをもっと面白くすると誓って、今大会を締めくくった。

昨年のマッスル・ハウス4に続き、黄金週間を後楽園ホールで楽しく過ごすことができました。
今から来年の黄金週間楽しみであったりします。

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