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2007年7月 2日 (月)

小島ヒールターンについての考察、あるいは妄想

全日本プロレスの今の流れについて、ちょっと妄想してみた。
今シリーズのメインはジュニアヘビー級のリーグ戦と、みのるVS武藤の三冠戦であった。
しかしそれとは別個に、今更感のある小島のヒールターンとVM加入が起こっている。
ネット界隈を眺めても、何故今更ヒールターンなのか、何故先シリーズではなくて今シリーズなのか、疑問の声も多い。
その点についての考察、推論を試みることにする。
ここでヒールターンの是非自体は、考察の対象外として脇においておく。

今回の事態のそもそもの発端はどこにあるかと考えると、昨年のチャンカーになる。
ここでケア優勝・諏訪魔準優勝、当時王者の小島は準決勝で敗退している。
チャンカーの借りは武藤祭で諏訪魔を下して返したものの、次なるケアの挑戦に敗れて王座を明け渡した。
ケアは川田相手に初防衛をこなし、形式的に分裂前の旧全日本のエースの地位を譲り受ける。
ここまでは予定通りのアングル展開であり、流れとしておかしなところはない。
だが、ここで予定を大幅に狂わせるアクシデントが発生した。
それは、佐々木健介の負傷欠場である。
つまり鈴木みのるは、健介の代役としてベルトを巻いたのだと思われるのだ。

おそらく予定されていたアングルでは、ケアに健介が挑戦して三冠を奪取。
みのるは健介がベルト奪取した直後に、最初の挑戦者として想定されていたと予想する。
健介とみのるのシングル戦は、健介の新日退団の直接的な引き金となったカードだ。
健介が王座に就いた最初の相手として、これ以上の相手はいるまい。
その場合おそらくは健介が防衛に成功し、その後武藤を含めた強敵相手にも、防衛を重ねることになっただろう。
そこから小島への再度の王座移動を待って、小島エース路線を確立するはずだった。
であるならば、小島のヒールターンはもっと早い段階で行われた可能性がある。
素の小島では超え切れなかった健介を、ヒールファイトを加えたことで果たす。
それが当初のシナリオだったのではないだろうか。
そもそも武藤がヒールとしての顔、グレート・ムタを持っているのだ。
ヒールもベビーも併呑した、そういう幅を次期エースたる小島に要求している、と考えるべきだろう。
昨年の最強タッグでのテンコジ復活、これも本来ならば、ヒールターンした小島とでなされるはずではなかったのか。
そう考えれば、不可解であったベビーの小島とヒールの天山の再合体も、合点が行くというものだ。

だが現実には、健介の負傷による長期離脱という事態が起こった。
ここで全日本側は、大幅なシナリオの変更を余儀なくされた。
代理王者としてみのるを立て、健介の完全復活を待つことにしたのだ。
本来は健介が長期政権を築くはずだったのだが、それもみのるが代わりに務めたのだ。
王者みのるが防衛を重ねるほどに、健介の王座奪取の重みが増すことになる。
遂にみのるが武藤をも退けた今、健介が挑戦することに関する障害は何一つない。
いや、だからこそ、このタイミングで小島はヒールターンしなければいけなかったのだ。
健介の三冠奪取後、その王座を奪い取るのはもう小島でしかありえない。
また、そうでなければ全日本は終わると言ってもいい。
ヒールもベビーも踏み越えた新しい小島が誕生したとき、小島が師匠健介を超えるときでもあるのだろう。
今はその時期をひたすらに待つべきなのだ。
だが、与えられた時間はそう長くないということも、小島そして全日本プロレスは認識しておく必要がある。

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