今から思うに
先日の熊秋祭、あまりにも不可解な第1試合を今思い起こすと、やはりブラザーは試合前に既に負傷していたと思われる。過去やったことのない台車に凶器満載での入場、しかも台車は会場の備品である。何事も準備周到なVMにしてはちょっと違和感がある。しかし、既にブラザーが負傷していて、台車にすがらなければ歩けなかったのだとすれば、簡単に説明がつく。
リングへ上がるだけならロープにつかまればいいし、ゴングまではコーナーに寄りかかっていればいい。ゴングと同時にVM乱入で試合は不成立、あとは杉浦をリンチ→諏訪間のアンクルホールドで負傷というアングルである。この流れを考えたのがTARUなのか、あるいは渕か武藤社長なのか、いずれにしても素晴らしい技量だ。よほどのプロレス頭の持ち主でなければ、こうまでスマートな展開は思いつかないだろう。
やはり、今の全日本プロレスは最高のアメプロ団体だと思う。特に80年代アメプロのファンなら、是非ライブで見ておくべきだ。
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